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竹は、立ち姿が美しく、真っ直ぐで、つるっとしていて、心がはっとするような存在です。

その竹という存在に惹かれて竹工芸の道に入りました。

今までは生活の中で必要とされるものを用途から考えて製作してきたように思いますが、色々な人と出会い、色々な考え方に触れていく中で、製作に対する気持ちに変化が表れました。

最近は作りたい「かたち」から考えたオブジェの様な作品に取り組んでいます。

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この気持ちの変化が、私の中でとても大きな出来事だったので、今回の展示のテーマにしました。

わたしがつくりたい、竹のかたち。
わたしがつくるかたち。
わたしのかたち。

日々、竹と、自分自身と対話しながら製作しています。

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この度、東京では初の個展、「わたしのかたち」展を開催させていただくことになりました。

六本木では今までの代表的な作品を、銀座では新作を中心に展示し、2つの展示で私の製作に対する気持ちの変化を感じていただけるように企画しています。

ぜひ2会場とも合わせてご高覧ください。

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私の作品を通して、竹という存在、素材の魅力が伝われば嬉しいです。​